2011/04/12

躍る心臓

不精者が久しぶりに美容院へ行き、おっぱいをすっかり隠す長い髪をバッサリ切った。

直接的に大きな悲しみを背負った人でない限り、多くの人はその悲しみに没頭することはできない。
だんだんに元のそれぞれの日常へと帰っていく。
そうして記憶を薄めていくさ中に、また揺さぶりをかけられて、思い出して悲しみにくれる。
忘れてくれるなと大地が足にしがみついているようだ。

髪を切って心が躍る帰り途中の大きな地震。
そのせいで今も心臓が躍り続けている。